主宰者挨拶
「指喧嘩祭 2022春場所」主宰者の東京大学4年・江上大介です。
この度は、本大会の情報をご確認頂き、誠にありがとうございます。
1月7日にエントリーを開始するにあたり、前もってお伝えさせて頂きたいことがございますので、主催者挨拶の形で発表させて頂きます。
①問題傾向について
本大会の問題は、全問私が作成致します。
本大会では問題傾向として「易~中難易度のオーソドックスな短文問題」という内容を発表しております。これは、「標準的な難易度以上の『難問』と呼ばれるような問題を出題しないこと」「いわゆる『短文基本』のような、特定の系統の問題群を意識せずに問題を作成する」ことを予定しているためです。
以下、本大会の出題傾向の例題として、私が2020年に発表した個人問題集の問題を紹介させて頂きます。
[例題]
Q.長崎・出島の「カピタン部屋」では伝来当時のスタイルで楽しめる、専用のテーブルに乗せた球をキューと呼ばれる棒でつくゲームは何でしょう?
A.ビリヤード
Q.静岡の有東木(うとうぎ)や長野の安曇野(あづみの)が産地として有名な、お寿司の薬味として使われる辛い食べ物は何でしょう?
A.わさび
Q.「貧しいことは美しいこと」という名言を残した、インドで貧困や病気に苦しむ人々への救済に従事した修道女は何でしょう?
A.マザー・テレサ
Q.発表当時は「赤い機械」「高級売春婦」などと酷評された、妻カミーユが着物をまとい扇を持った姿を描いたクロード・モネの絵画は何でしょう?
A.『ラ・ジャポネーズ』
Q.日本の文豪で、短編『檸檬』を書いた作家は梶井基次郎ですが、短編『蜜柑』を書いた作家は誰でしょう?
A.芥川龍之介
先述したように、特定の系統に基づいて問題群を構築することはありませんが、参加者の皆様にとって押しやすい日本語や難易度を心掛けつつ、早押しクイズによるガチンコ勝負を演出するために自分の作れる範囲の最良の問題をご用意させて頂きます。
②大会運営について
本大会は、専任スタッフが10名未満と、限られた人員によって準備・運営を行って参ります。
そのため、特に当日の運営において、参加者の皆様の円滑な進行へのご協力をお願い致します。
具体的には、前日までの連絡をご確認頂く、当日のスタッフからの指示にご協力頂く、ゴミの放置や大声で騒ぐなどの迷惑行為はおやめ頂く、といったことをお守り頂きたく存じます。
特に、キャンセルはなるべく早めにご連絡頂き、無断での参加中止は絶対におやめ下さい。
ご不便、ご迷惑をお掛けすることのないようスタッフ全員で当日まで準備を行わせて頂きます。
③新型感染症について
本大会の運営内容は、新型感染症のまん延状況によって変化する可能性がございます。
特に、(エントリーに関する記事にも記載しますが、)2月末時点でまん延状況が落ち着いている場合には、現在150名としている定員をその倍前後まで拡大できる見通しです。
このため、発表内容にその都度変更を加えていくことが想定されます。参加者の皆様にはお手数をおかけしますが、定期的にアナウンス内容をご確認下さるようお願い致します。
以上、本記事をもって特にお伝えしたい情報を記させて頂きました。
繰り返しになりますが、当日、参加者の皆様に早押しクイズの勝負をお楽しみ頂けるよう、スタッフ一同力を込めて大会運営を進めて参ります。
沢山の方のご参加をお待ちしております。
2022年1月6日
指喧嘩祭 2022春場所 主宰
江上大介